クールビズとミニマリズム

 

5月になると、クールビズということで、仕事中スーツをから必要もないし、ネクタイを巻くこともなくなる。

 

昔は、一年中ネクタイをしていたんだというから、暑くて大変だったろうにと思う。

 

おそらく、昔の人も夏の暑い時期にネクタイを締めて、スーツを着るなんて嫌だったろう。

 

でも、それが何となく良しとされていたから、みんな我慢して習慣となっていった。

 

しかし、クールビズとみんなが言い始めると、すっかり今までの習慣は捨て去られ、ノーネクタイに半シャツ姿に変わる。

 

私は、ネクタイ自体あまり意味がないと思うが。

 

きっちり締めると苦しいし、食事の時は邪魔。好きな人だけつければいいのではないだろうか。

 

他にも、これはいらないのでは？と思うことが沢山ある。

 

学生の頃は、いちいち開会式をするのが面倒だと思ったし(卒業式はあっても良いと思った)、誕生日、バレンタインデー、クリスマスなど、単に日時という人間が作った概念に騒ぎ立てることに、どんな意味があるのだろうと思っていた。もちろん、こうした日に思いっきり楽しむのも良いと思うが、やたら誕生日だから、とか、クリスマスだから、とか強制する風潮はどうかな、と思う。

 

 

 

日本は、なんとなくこれはおかしいという風習、嫌なことを嫌と言えない、争いを避ける傾向が強いと思う。

 

上下関係というのが、アメリカとかと比べて強いことにも原因はあると思う。

 

しかし、これはおかしいんじゃないかと思うことは言っていくべきだし、そうして物事は正常化していくのではと思う。