なぜ自慢ばかりする人は魅力的ではないのか?
自慢ばかりする人は結構多い。
飲み会などで、世間話をする時、自分がいかに凄い事をしたかを語る上司。
または、レストランで、旦那さんや子供の自慢話をお互いにしている主婦たち。
かと思えば、ほとんど自慢しない人もいる。そして大抵その人は凄い場合が多い。
なぜ、この違いが生まれるのだろうか。
まず、人はなぜ自慢するのだろうか。
もちろん、認められたいからだ。
でも、本当に凄い事を成し遂げている人は、そんなことしなくても、大抵他の人が勝手に認めてくれる。
ガンジーや、マザーテレサが、「私は、こんなに凄いんだよ!」なんて言う必要は無い。
大谷翔平が「自分、野球うまいです」とは言わない。
なので、自慢する人はそんなに凄くない可能性が高い。
劣等感を持っているとも言える。
「マウンティング」をする人は、劣等感が強いんだと思う。
じつは、そうした事をしない人が自信を持っている。つまり、精神的に健全だと思う。
より自分を磨くことは大切だろうけれども、
人よりも優れていたい、認められていたいという気持ちが強すぎれば、自信をなくしてしまう。
そして、そもそも人から認められなければいけない理由はあるのだろうか?
他人は他人。どんなに凄くても批判される事もある。
神様だって、(いるか分からないけど)みんなに非難されるんだから、いわんや人間をや である。
自慢する人は、要注意人物だし、自分も自慢話をしていたら、自信のない現れなので、省みる必要がある。
しかし、他人が自慢話をしたい事を止めることは難しい。自慢話をしている人に対して、あなたは自信が無くなっているんだ。やめた方がいいと言える人は、友人か、歳下の人だろう。
なので、できることは、自分が自慢話をしたくなったり、している時は、自分が自信を持てるように、自分を鍛えなければ、と考えることだ。
自慢話をしても、自分の劣等感を克服することは決して出来ない。
劣等感があるなら、それをエネルギーにして、努力をすることが一番生産的なのではないだろうか。