宝くじを買う本当の理由を理解する - ミニマリストのすべて

最近、都内で宝くじ売り場の行列を見かけました。

寒い中、多くの人がお金持ちになることを夢見て宝くじを買うのでしょう。

ちなみに私は、宝くじを買ったことがほとんどありません。

とはいえ、否定をしている訳ではなく、何枚か買って、期待をするというのも悪くないな、と最近は思います。

1億円当たるかもという希望が、数百円で買えるなら、良いんじゃないんかという考え方も出来ますよね。

しかし、実際にそれが実現する確率は、極めて低いのは事実です。

毎回宝くじを１枚買って、1億円が当たる確率は、ほぼゼロに近いですよね。

そう考えると、やはり宝くじを買う以外で自分の希望を叶える方法を見つける方が良いと思います。

そこで、そもそもなぜ宝くじを買うのかを理解する必要があります。

短絡的に考えると、お金をあまり持っていないから、もっとほしいという理由からでしょう。

では、なぜお金がたくさん欲しいのでしょうか。

それは、毎日働くことが辛いから、という理由が大きいと思います。

大金があれば、働くなくていいから、幸せになれるというわけですね。

本当に、ずっと無職で幸せなのかということは置いておいて、辛い仕事をしなくていいのは魅力的ですよね。

お金でできることは、欲しいものを買えるという側面と、生計を立てるという2つの側面があると思います。言い換えれば、必要経費と、余剰経費でしょうか。

ミニマリズムを実践して感じたのは、余剰経費では、本当の意味で幸せにはなりにくいということです。

下記の記事に書いた様に、20万の時計を買おうが、1000万円の車を買おうが、人によるでしょうが、根本的に幸せになる訳ではないと思います。

やはり、生きるために絶対必要な、必要経費を確保することが大切です。

仮に、余剰経費が少なく、必要経費のみしか稼げていないとしても、それを得るための仕事に費やす時間が、自分にとっての負担が少ない、もしくは負担ではなければ、大金を得る必要はないということになります。

なので、宝くじを買って大金を得ることより、自分にとって負担が少ない、必要経費の獲得方法を確立する方が、何千倍も可能性があると思います。

そもそも、宝くじを当てるのには、努力も何も関係がなく、できることはなるべく多く買うだけです。

それならば、どうすればより精神的、肉体的に負担が少なく、稼ぐことができるのかに焦点をあてて、下記の様な行動する方がよほどいいのではないか、と思いました。

・自分に合う仕事を探す

・労働時間を減らす

・生活のコストを下げる

・ビジネスを学ぶ

・自己投資を行う

まとめると、

宝くじを買っても、当たる確率は極めて低い。そもそも、大金が欲しいのは今の生活が辛いから。もし、それが今の仕事に対する不満ならば、その時間をもっと良いものにすれば、宝くじを買う目的は叶えられる。私たちは極端に高価なものを買っても幸せにはなれない。それよりも、日々やることが幸せであることが大切。