ミニマリストのすべて

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30代男性 ミニマリストのブログ。

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「行動」を「目的」にしてはいけない

ミニマリストTです。

 

習慣であることと、マラソン大会にエントリーしていることもあり、休日は基本的に走り込みを行うのですが、今朝は雨が降っていたので、ミニマルな部屋を片付けて、止んだ後に10キロ程走り、その後寝てしまい、また5キロほど走りました。

 

走ることで、脳が活性化される(さらに、速度によって活性化される脳の部位が違うらしい)ので、朝起きて水分を取り、目が覚めて来たら走ります。

 

明らかに、午前中家にこもっているよりも頭が良く働くので、楽しくなります。

 

走ることは、コストもほぼかからず幸せになれる有効な行動だと思います。

 

「頭を働かせたり、健康になる」為には有効。

 

しかし、仮に「より早く走る為に能力を高める」という「目的」に対しては、本当にただ走る事が有効な「行動」なのかを考える事が大切なのではないか、と思いました。

 

私は、フルタイムで働いているので、身体を鍛えられるのは平日の夜と、週末などの休みの日です。

 

それで、最大限速く、自分の限界まで力を高めたスピードで走ってみたいと思っています。

学生の時は陸上ではないスポーツをしていて、自己ベストは10キロが確か36分。

 

ここからどれだけ速く走れるかを追求してみたい。

 

その目的を叶える為には、もしかしたら走るという行為ではなく、仮に自転車を漕ぐ方が効率が良いかもしれないし、水泳をしたら速く走れるかもしれない。または走る速度を変えて速く走るのか、ゆっくり走るのかでも効率が変わってくるかもしれない。

あくまで目的を叶えるための行動は、なんでもいい。

もちろん地道に苦労することの方が何となくかっこいいし、根性がつくかもしれないけれど、頑張って自分の身体を痛めつけて、能力が向上しないなら無駄です。

そして、こうしたことについて、今はインターネットがあるので、効果について調べることができるということも、この考えをより役立たせます

 

思えば、今までの人生で何かを目指して何かをしている時は、とにかく「がんばる」ことが大事だとしか考えていなかったし、それ以外のことを大切にしていなかった。

 

10時間頑張って出来ることが、もしかしたらやり方を変えれば、5時間でこなせるかもしれない。

 

「練習の為に練習するな」という言葉の意味は、試合に活きない練習をするなという事でしょうが、もしかしたらその練習が、効率が悪かったりするので、よくよく行動について、注意することが必要です。

 

ビジネスパーソンとしても、スポーツをするものとしても、とにかく生きていく時間は限られているし、20代も終わりに差し掛かっている自分にとって、「行動」と「目的」が最も効率良く繋がっているかをチェックすることはとても大切なのではないか、そんなことを思いながらランニングを行いました。

 

私生活でも人に対して、やたらと冗談を言って楽しませるのがいいと思って、そうしていたら、付き合いたくない人たちにやたらと気に入られて、関わる機会を増やされてしまったとしたら、その「行動」は「目的」にとってはダメな行動になります。

 

 

結婚をするのは、おそらく「より幸せに生きたい」という目的があるはずで、結婚したら余計不幸になってしまうパターンもあるので、ある程度、こういう相手だとうまくいかないだろうな、とか、最低限こうした価値観は合わないとうまくいかないだろうなというところをよくよく考えることが大切だと思います。とはいえ、してみないと分からないという所もあると思うので、うまくいく可能性を高めることしかできないかもしれませんが。

 

そして、結婚をする目的が、絶対子供を作ることであれば、相手が子供を求めているかどうか、子供を作ることが物理的に可能なのかを、調べる必要があるでしょう。それをしないで、結婚したけど子供できなくて不幸だというのは、結婚する前にする行動が間違っていたことになります。

そういったことを調べることに協力的な人でないと、結婚すべきではありません。

反対に、この人と一緒に居られるなら、子供はいなくてもどちらでもいいなら、調べる必要はありません。

 

もっと細かく言うと、婚約指輪を買うことが、相手を喜ばせるという目的であるならば、サプライズで自分の好きな指輪を渡したら、実はそれは相手が好きなデザインでは全くなく、せっかくの一生の記念が、相手を喜ばせられないものになってしまうかもしれません。

それなら、婚約指輪は相手と一緒に選んだ方が目的を叶えられるかもしれないし、サプライズで渡すものは他のプレゼントにして、好みを聞いておいてそれをもとに買う、と言う行動が良いのかもしれません。

 

あくまで、結婚するのは今より幸せに生きるための「行動」であり、「目的」ではない。

 

自分のやっていることが、本当に「目的」に繋がっているのかを意識することが大切なのではないか。

 

世の中でこうすれば幸せになれる!と言われていることをしたとして、もしなんだか幸せじゃないと感じているなら、その世間での幸せが、自分にとっては幸せではなかった。つまり、目的が誤っていたということになる。

 

行動は、意識をしないと場当たり的であったり、周りに流されてしまいがち。

意識的に、幸せになる為の行動をしているか、考える。

 

 

まとめると、

 

1.まず自分の目的は何なのかをなるべく細かく明らかにして書き出す

2.そのためにどのような行動をとるかを決める

3.その行動が、本当に効率的かつ目的に到達するものなのかを調べる あるはやってみて効果が出なかったら変える

 

 

実際、この視点は何をするにも極めて大切なのではないか?というお話でした。