「楽をするために努力しない」と、楽に生きられなくなることについて
ふと、大人になって気付いたことについて書いてみます。
「努力」についてです。
今までの人生、また学校教育の中で、努力をしなさいとよく言われてきましたが、頑張る人とそうではない人に分かれてきたと思います。
その理由として、努力をすることでどんな意味があるかをわかっていない人が多いことに原因があると思います。
そして、努力というものは基本的に面倒なことも多いです。
勉強するより、身体を鍛えるより、遊んでいたりのんびりしている方が基本的に楽です。
楽をしたいから、努力をしない人が多いです。
努力をしない理由は、楽に生きたい、楽しく生きたい、からなんですね。
けれど、何も努力しないでいると、「楽に生きていく」ことは難しくなります。
なぜなら、自立し、収入を得るためには、人に何らかの価値を提供できなければならないからです。もともとお金持ちで、投資で生きていける人はごくわずかです。
しかし、何にも努力していない人は、仕事にありつけても、替えが効くので、決まった時給でしか稼げません。そして、その仕事はたいてい面白くありません。
けれど、努力をして、その人に付加価値がついていれば、仕事もレベルアップし、やりがいも増えて、収入にも結びつきやすいです。
つまり、なぜ人は努力をするのか、という答えは、「楽に生きるため」ということだと思います。
努力したくない!っていう人の目的は、楽をしたい。楽に生きて生きたいという理由に基づいたものでありますが、結局努力しないと楽に生きられなくなる可能性が極めて高くなります。
努力をしない→誰でもできる嫌なことしか仕事にできない→人生が辛くなる。
努力をする→能力が身につき、人から求められる、価値を作れる→人生が楽になる。
なので、基本的に努力はした方がいい、というより、しないと人生がとてもハードになるけど、それでも若いうちや、大人になって何も努力しないで、自分の能力を高めなくていいの?という話になります。
10代の学生に、何で努力しないといけないんですか?と言われたら、努力しないで大人になると、普通に生きることがとても難しくなる。だから、楽に生きるために努力するんだよ。そう説明する必要があると思います。
単に頑張りなさいではなく、楽に、楽しく生きたいから頑張るんだよ、と助言することが大切だと思います。