ミニマリストのすべて

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30代男性 ミニマリストのブログ。

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ミニマリストがハーフマラソンを本気で走ってみた

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先日、ついに初ハーフマラソンに出場しました。

 

先に結果を言うと、目標タイムには10分ほど足りず、、

 

だいたい10キロを40分ほどで走れるのだから、入賞も十分狙える!なんて思っていましたが、

 

練習と本番とでは随分と違うということを痛感しました。

 

以下、マラソンレビュー

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まず、スタートから先頭ランナーに果敢にもついていく!

お、そんなに速くもない!いける!

ここが、既に間違いでした。笑

 

2キロを過ぎたあたりから、急激に体がきつくなる。

 

そして、5キロを過ぎた頃には、十分鍛えているであろうランナーたちに追い抜かれる。右横腹も痛くなる。

 

「あ、これは.....完走すら危ういな」

 

あれほど走ったのに、だめ!?なぜ!!!!?

 

 

それほど息が苦しくなる。給水をしっかり取って、なんとか粘る。

 

なおも、時々歩きながらもなんとか10キロを過ぎたあたりで、身体に異変が起こる。

 

「え、全然苦しくない!」

 

走っていても、息が苦しくなくなります。

 

これなら巻き返せる。

 

どんどんペースを上げて、他のランナー達を追い抜いていきます。

 

しかし!!!

 

脚がどんどん張っていき、これ以上速く走ったら、息は何の問題もないけど、脚がつって走れなくなる。。

 

走れるのに、走れない。

 

こんなジレンマに悩まされながら、ラスト3キロでスパートをかけて、ゴールしました。

 

 

 

走り抜いた時の感覚は、やはり日常生活ではなかなか味わえないものでした。

 

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結果的には、良いタイムを出せませんでしたが、マラソンが楽しいということと、今後どのように鍛えていくべきかが明らかになりました。

 

①最初から飛ばさない

 

飛ばしてしまうと、無酸素運動になってしまい、持たない。走りたい気持ちを抑えないと、結果的にタイムが悪くなる。必ず、自分のペースで身体を慣らして、後半でスパートをかける方が良い。距離が長いからとウォーミングアップをしないで走ってしまったので、少し走っておく必要があるな、と感じました。 

 

 

②持久力だけでなく、筋力をつける

 

たとえ苦しくなくても、脚がそのスピードに耐えられなければいけない。持久力と、筋力をつけて初めて本当の走りができる。

 

③カーボローディングは効果あり?

 

ラソン大会前に、数日かけて食事については炭水化物を多くとりました。その効果か、あまりガス欠という感じはいつもよりもしない。ただし、筋力がないと走れない

 

 

ただ単に走る、という行為ですが、なかなか奥が深い。

 

そして、多くのランナーと一緒に走ることの連帯感、見知らぬ人からの応援がありがたい。

 

 

今まで、十分知識としてはマラソンについて知ったつもりでいましたが、やはり体験してみないと、分からないものだなと思いました。

知ることと、理解することは違う。

 

イチロー選手が、知識があれば最短の道で成長出来るのでは?とインタビューされたとき、「できない。失敗しないとゴールにたどり着けない。万が一できても、いやできないけど、そこに人としての魅力はない」

と話していましたが、理解できたような気がします。イチロー選手は、筋肉ムキムキに憧れて、身体を大きくしたら、身体がうまく動かなくなり、それをきっかけにして、身体を大きくするトレーニングをしなくなったそうです。それを聞いても、やはり身体を大きくしてみたい!と思って、多くの人がやってみる。そして、身体がうまく動かず怪我をすることもある。もちろん、やってみたらパフォーマンスが上がる可能性もある。人によって自分に合う方法というものは、実際に失敗しないとわからない。だからこそ、やってみることは、失敗という成功の糧となる大きなステップなのではないか、と思います。

 

ひとまず身体を全快させて、今回の経験を踏まえて、持久力の向上だけでなく、筋力アップのためのトレーニングに時間をかけて、大幅なタイムアップを狙います。

 

それにしても、ただ走るだけで楽しくて程よい勝負の緊張感も得られる、マラソンはなかなかコスパが良いですね。 ただし脚が痛くなりますが。。