これ○○円だよ、と自慢してはいけない
これ、いいでしょ!
○○円!
高価なものを買うと、それがいくらかを自慢してしまうことがあると思います。
昔、芸能人の持ち物の値段をチェックするというテレビ番組が報道されていました。
叶姉妹だったか、○千万円のアクセサリーを身につけているだとか。
しかし、それは○千万円の価値はありません。
少なくとも、私にとって、身につけるアクセサリーに、20万円以上出す意味はないと思っています。
そもそも、モノに絶対的な価格は存在し得ません。
いや、モノを作るのにこれだけコストがかかるじゃないかという意見があるかもしれませんが、
例えば、生産するのに○○円かかるモノというのも、その生産にかかる費用は人によって異なります。
Aさんだから、サービスで安く生産するよ!なんてこともあります。
そして、価格を設定するわけですが、その価格は、買う人によって決定されます。
例えば、私は500万円の車なんて全くいりません。けれど、かっこいい車が欲しいと思う人がいるから、500万円になります。
仮に、500万円でずっと売れなければ、あとで400万円になるかもしれません。
ということは、そもそもこの車は500万円ではなかったことになります。
そういうわけで、モノの価格は人によって全く異なる訳です。
これ、○○円だよ!って言っても、それはその相手によって価値が変動する訳ですから、意味がないのではないか、とふと考えました。
高価であることそれ自体には、意味は無いのです。
人によって、モノの価格は変動する。
だからこそ、価格ではなく自分の物差しで物事を測ることが大切なのではないでしょうか。